営業を行なっているとお客様に提案内容を伝える場面が多くあります。
社内会議においてプレゼンテーションをすることもあると思います。
そんな時に、相手に伝わる提案・プレゼンテーション方法として有効なのがPREP法(プレップほう)です。
PREP法はとても簡単なテンプレートに話を当てはめるだけで、誰でも簡単に説得力を高めた説明ができるようになる優秀な話法です。
相手に伝える・伝わる文章構成として有名なPREP法を、セールス話法として活用する方法を解説します。
PREP法とは
PREP法とはビジネスシーンで使用される代表的な文章構成です。
簡潔かつ説得力のある文章を書く際に有効な手法とされています。
Point(結論)、Reason(理由)、Exmple(具体例)、Point(結論)の頭文字をとってPREP法と呼ばれており、文章の構成もこの順番で行ないます。
PREP法のポイントは最初に結論を記載することです。読み手は最初に結論を知っていることから、そこに至る理由に注力して資料を読み進めることができます。
仮に、最初に結論を記載していなければ、最後まで読み進めて結論を知った上で、再度、その理由や根拠を検証していく必要が出てくるのです。
PREP法がセールストークに有効な理由
分かりやすい文章構成は、聴きやすいトーク構成と一致します。トークの構成を考える時には文章で考えるからです。
ですので、文章の構成が上手な人は話すのが上手であり、話すのが上手な人は文章が上手な人が多い傾向にあります。
PREP法を使用してセールストークを行う際のポイントは文章構成同様に、先に結論を説明する点にあります。
営業を受ける側からすれば、結論を知ってたうえで営業マンの話が聞けるので、 どこがポイントなのか、どこに注目して聞けば良いかが分かりやすく、 顧客ファーストな営業と言えます。
どんな結論かわからないままに、色々な理論を展開されてもどこがポイントなのか、どこに注目して話しを聞けば良いのか、自社にとってのリスク・検討課題がわからないのです。
お客様のところへ訪問して、何から話したら良いか分からないときには、常に「結論」から話すことを意識すると良いでしょう。
本記事もPREP法を基に作成されています。気になる方は読み返してみてください。
本記事構成
- セールストークにはPREP法が有効です(結論)
- 結論を知ったうえで話を聞くことができるからです(理由)
- セールストークの話法例(例)
- だから、PREP法が有効です(結論)
セールストークに活用する際の話法例
トーク構成
セールストークにPREP法を取り入れる際には、 Exmple(具体例) として、他社事例を入れても良いですが、根拠(裏付け)を加えるH-と効果的です。
セールスに活用する場合のトーク構成は以下のとおりです。
- おすすめする商品
- おすすめする理由
- おすすめする根拠(具体例)
- おすすめする商品
セールストーク実例
本日は御社で使用されているプリンターを弊社商品に変更することを提案させていただきます。 (Point:結論)
弊社商品を導入することで年間○○円の経費節約が期待できるからです。( Reason:理由)
他社での導入実績では経費節約に加えて、性能向上により生産性が3%向上したと喜んでいただきました。( Exmple:具体例)
ですので、プリンターの入れ替えをおすすめします。( Point:結論)
習得するための教材
自己啓発が継続できない方へ「継続できる自己啓発方法」を別記事で解説しています。下記リンクからどうぞ。
忙しい営業マンでも継続可能な自己啓発方法!実践するだけで6割のライバルに差を付けられる!
まとめ
セールストークにPREP法を取り入れることで、説得力を高めた提案・プレゼンが可能となります。
分かりやすい文章構成を、そのままトーク構成として活用できるからです。
しかも、PREP法は簡単なテンプレートにトークを当てはめるだけで、誰にでも再現可能であり優秀な話法なのです。
PREP法では最初に結論を説明することから、聞き手にとってとても聞きやすいセールストークになるのです。
相手が聞きやすいトークを展開することは信頼感を高めることにもつながり、成約率の向上にも繋がるのです。
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