営業におけるノルマと目標の違いと目標達成のコツ

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マインド編

営業職を目指す方や、営業職に就いたばかりの方の中にはノルマ目標を混同している方が多いと感じます。

似ているようで全く違う両者について解説します。

会社説明会などで「ノルマはないが、目標はあります」と説明される企業も多くありますが、ピンとこない方は、最後まで読んで明確に違いをイメージしておくことで、就職後に後悔することがないようにしましょう。

※ ここで解説する意味は法律上の意味ではなく、実務上の考え方に基づくものです。

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ノルマと目標の違い

ノルマと目標は似ているようで全く違います。

早速、結論になりますが、ノルマとは労働の対価をもらうために最低限クリアしないといけない条件であり、目標とは自分自身のため、所属する会社組織のために目指すべき成果を指します。

極端な言い方ですが、分かりやすく言えば、

  • ノルマ:クリアしないと給料が貰えない
  • 目標 :クリアしなくても給料は貰える

多くの企業の労働契約において給与の支払条件として「最低限、○を×件獲得する」といった条件は付されませんので、皆さんがイメージしているノルマは「ノルマ」ではなく、あくまで「目標」を指していることになります。

仮にそのような条件の基で労働契約を締結するような企業があるとしたら、あやしい雰囲気(ブラック企業)を感じますので注意が必要です。

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ノルマとは

実務上

ノルマとは、端的に言えば労働契約を締結する際の条件のようなものです。

多くの場合、ノルマとは義務的に課せられるものであり、クリアして当然の位置づけなので、マイナスイメージが強い言葉となっています。

一般的に、労働契約における条項としては労働を提供することや、企業にとって著しく悪い印象を与える行為を禁止する程度のものですので、言い換えれば「労働に従事すること」「労働を提供すること」あなたに課せられたノルマに該当するのです。

辞書上

ノルマ(norma)はロシア語であり、次の意味を持っています。

  1.  一定時間内に果たすよう個人や集団に割り当てられる標準作業量。第二次大戦後のシベリア抑留者が伝えた語。
  2. 各人に課せられる仕事などの量。

目標とは

目標とは、所属する企業の成長や発展のため、又は「あなたの成長」、「キャリアアップ(出世)」のために達成することでプラスアルファの評価を受けられるものです。

ノルマと違うのは基本的には自主的なものが多く、やらされ感がないのが本来の特徴です。

しかしながら、本来の目標と違い、目標がノルマ化してしまっている企業も多くあることには注意が必要です。

目標はやって当たり前ではなく、達成したら褒められる、承認されるべきものです。

また、目標は本来義務的ではなく自主的に立案し達成を目指すべきものですが、義務的に目標を課せられる企業もあるのは事実です。

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目標達成のコツ

目標を達成するには、適切な目標を自主的に設定する必要があります。

適切な目標設定のポイントは、

  • 目標の達成可否が他人に依存しないこと
  • 成果のみの目標ではなく行動目標も立案すること

自主的に適切な目標を設定することで高いモチベーションを維持しつつ業務に取り組むことができます

高いモチベーションを維持することは、あなたの業務知識や経験よりも、成果に直結する、とても重要な要素です。

詳しい目標設定のコツは別記事で解説していますので下記のリンクから読んでみてください。

成果に直結!営業マンのモチベーションを維持するための目標設定方法と、目標達成に向けた目標の刻み方

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